不動産の売却について(3)
インターネットや看板等で募集を行いますと、メールや電話で問合わせがあります。次に現地案内や物件について説明を行います。
購入の場合、チェックしていただきたいポイントとしては、売却理由・雨漏りの有無・白蟻被害・設備の状況等です。その他気になることはどんどん質問してください。一通り納得した上でまだ気になる点を電話やメールでも問合せして下さい。
他の物件とも比較検討した上で、この物件を購入したいと希望されたら購入希望価格等を買付申込み書に記入します。これは所有者にこの物件を購入したいという意思表示で法的な拘束力はありません。
次に現金購入の場合を除き、銀行融資を希望される場合予備審査を行います。
予備審査に通れば契約を行います。契約書に署名捺印・手付金の授受後は法的な拘束力が発生します。契約後は署名捺印した契約書等を銀行に提出し本審査を行います。
所有者の方は契約書に建物の解体や建物内の荷物の移動撤去等記載されていれば、決済前までに行います。
すべての条件が整ったら決済を行い、必要書類を準備した上で、所有権移転登記の手続き(司法書士)・売買残金の授受・鍵の引き渡し(建物の場合)を行います。
売主様は翌年確定申告を行い、譲渡利益が出た場合、譲渡所得税を税務署へ納めます。